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Shopify Flowとアプリ活用で実現する「即戦力CXP」 ── 自動化が変える顧客体験設計

顧客体験(CX)の最適化は「データを集めること」だけでは不十分です。重要なのは、そのデータをリアルタイムに活用し、顧客一人ひとりに最適化された体験を届けることです。Shopifyは、8,000以上のアプリと、業務プロセスを自動化するShopify Flowを組み合わせることで、マーケティング担当者が思い描く施策をスピーディに実行できる環境を提供しています。

参考記事:ShopifyをCXP/CDPとして活用するには?顧客体験をつなぎなおすための実践的アプローチ 

本記事では、Shopifyを「即戦力CXP(Customer eXperience Platform)」として活用するために、アプリエコシステムとFlowを活用した具体的な手法や、我々フィードフォースグループが提供するアプリを活用した実践例を紹介します。

なぜ「自動化」がCXP(顧客体験基盤)運用の鍵になるのか

CXの価値は「データ収集」ではなく、「どれだけ早く施策に反映できるか」で決まります。購買履歴やコミュニティ参加履歴を持っていても、手動でCRMに反映したり、都度担当者がキャンペーンを仕掛けたりしていては、タイミングを逃しがちです。自動化されたCXP運用では、顧客行動→タグ付与→パーソナライズ配信といった一連の流れをリアルタイムまたは準リアルタイムで実現できます。これが、アップセル・クロスセルなどLTV向上や解約防止など、顧客体験を高めるうえで大きな差を生みます。

Shopify Flowとは? ── CXPの裏側を支える自動化基盤

Shopify Flowは、トリガー(条件)、アクション(処理)、条件分岐を組み合わせて、業務プロセスを自動化できるノーコードツールです。たとえば、次のような設定が簡単に作成できます。

  • 特定商品購入者に自動でタグを付与し、CRMで特別キャンペーン配信

  • メール購読停止者を広告配信対象外に自動更新

  • カート離脱社に自動フォローメール送信

マーケティング担当者が直接操作できるため、施策スピードが格段に上がります。

参考記事:Shopify Flow を使って Shopify に会員ランクを実装する方法

アプリエコシステムで広がるCXP活用の可能性

Shopify Flowは単独でも強力ですが、Shopifyアプリのエコシステムを活用することで、Shopifyを「顧客体験基盤」としてより広く運用できます。以下に目的別の代表例を紹介します。

分類

目的

アプリ

CRM連携

Flowで付与したタグをLINE公式アカウントの配信セグメントに自動連携し、LINEでの1to1マーケティングが簡単に実現する

CRM PLUS on LINE

パーソナライズ施策

購入金額を元にFlowを使って優良顧客タグを付与、タグが付与された顧客に自動でポイントアップキャンペーンを実施

どこポイ

顧客ランクがアップした時に、Flowを活用して自動でランクアップ特典をメールで付与

らんキィ

オムニチャネル体験

店舗POSの購買データをShopifyに同期し、Flowで「店舗購入者向け特典」を自動配信。店舗とECを跨いだ一貫した顧客体験を提供する

Omni Hub

ID統合・データ集約

EC、コミュニティ、アプリなど複数チャネルで顧客IDを統合し顧客管理を一元化。コミュニティで育成したファンをECの購買につなげるなど、ブランド全体での顧客体験を設計する

App Unity IDソリューション

活用事例:即戦力CXPがもたらす変化

  1. LTV向上のためのVIP顧客施策
    Flowで「年間購入額◯万円以上」に自動タグ付与し、CRM PLUS on LINEでVIPセール案内を自動送信。

  2. 解約抑止(サブスク型ストア)
    離脱注意タグが付与された顧客に、どこポイを通じて「次回限定ポイント付与」を自動案内。

  3. オムニチャネル優良顧客向け特典
    Omni Hubと連携し店舗+EC購入者を抽出、Flow経由でLINEに「限定クーポン」を自動配信。

  4. ファン育成型コミュニティ施策
    App Unity IDソリューションでECとコミュニティのIDを統合し、コミュニティで育成したファンをECの会員プログラムへ誘導するなど、チャネルを横断した体験設計を実現。

即戦力CXPで顧客体験を一歩先へ

Shopify Flowとアプリエコシステムを組み合わせることで、マーケティング施策は「アイデアから実行」までの時間が劇的に短縮されます。ファーストパーティデータを活かしたCX強化において、ShopifyはすでにCXP的基盤として十分なポテンシャルを備えています。App Unity IDソリューションやどこポイ、らんキィ、CRM PLUS on LINE、Omni Hubなどを活用すれば、データ集約から施策実行まで一貫した運用が可能です。自動化を前提にしたCX設計で、顧客一人ひとりに価値ある体験を届けていきましょう。

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App Unity IDソリューションとは

店舗・ECサイト・コミュニティ・アプリのID/ファーストパーティデータを低コストで統合・連携。多極化する顧客接点を横断して、ログインID・ポイントの共通化や統合した顧客情報を元にマーケティングに関わる企画・施策実行ができるようになります。

App Unity IDソリューションの特徴

Shopifyに必要な機能を持たせて一元管理。独自開発することなく、開発コストを削減。シンプルかつクイックにID統合・顧客理解・顧客体験の向上を実現します。

ID連携やデータ連携などに関してID統合・シングルサインオン周りでの課題がございましたら、ぜひ一度お話をお聞かせください。お気軽にお問い合わせ・資料請求ください。

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執筆者紹介

舟久保 竜

総合マーケティング会社で23年間、NBメーカーの商品開発・販促企画のアイディア創出のための調査から、クチコミマーケティングの企画・施策実行までの支援を行う。新しいモノが買われなくなるレコノミーの時代の到来を実感し、フィードフォースに加入。統合IDとCDPを活用した人間中心のマーケティングのためのSDL構築と、生活者と企業の新しい生態系「IDecosystem」の実現を目指す。

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