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Shopifyで広告を計測する方法まとめ【Google/Meta/Yahoo/LINE対応】

Shopifyストアでウェブ広告から新規顧客を獲得したいけれど、コンバージョン計測の設定方法が分からない。そんなお悩みはありませんか?

たとえば

  • Google広告やMeta(Facebook/Instagram)広告のタグ設置方法が分からない

  • コンバージョンタグの埋め込み作業が難しく感じる

  • Yahoo!広告やLINE広告もShopifyで計測対応したい

  • Googleタグマネージャー(GTM)を活用した効率的な計測方法を知りたい

こうした悩みを持つShopifyストア運営者向けに、広告計測の仕組みと媒体ごとの対応状況を整理しました。本記事を読めば、Shopifyでどの広告媒体が公式に対応しているか、公式未対応の場合にどう計測すればよいかが分かります。

Shopify公式アプリで対応できる広告プラットフォーム

ShopifyのApp Storeには主要な広告プラットフォーム向けの公式連携アプリが用意されています。これらのアプリを利用すると、広告アカウント連携からタグ設置、コンバージョン計測まで自動で設定されるため、初心者でも簡単に導入可能です。以下は代表的な媒体と対応状況の一覧です。

広告プラットフォーム / 計測ツール

補足説明

Google広告

Shopify公式アプリ「Google & YouTube」によりタグを自動設定。Google Analytics 4 (GA4) も同時に連携可能。

GA4(Googleアナリティクス4)

上記「Google & YouTube」アプリ経由で設定できます(別途タグ埋め込み不要)。

Meta広告(Facebook/Instagram)

Shopify公式アプリ「Facebook & Instagram by Meta」でピクセルID連携やイベント送信が自動化。

TikTok広告

Shopify公式アプリ「TikTok」によりコンバージョンタグを設置可能。

Pinterest広告

Shopify公式アプリ「Pinterest」によりタグ設置可能。

Snapchat広告

Shopify公式アプリ「Snapchat Ads」によりタグ設置可能。

X(旧Twitter)広告

Shopify公式アプリ「X」(Twitter) によりタグ設置可能。

Criteo広告

Shopify公式アプリ「Criteo Sales Growth Ads」によりタグ設置可能。

公式アプリ利用時の注意点
便利な公式アプリですが、以下のような制限も考慮しましょう。

  • アプリごとに計測できるイベント種類やパラメーターがあらかじめ決まっており、細かなカスタマイズができない場合があります

  • サーバーサイド計測(Conversions API など)に対応していないケースがあります

  • 複数の広告媒体を使う場合、媒体ごとに別々の公式アプリをインストールして設定する必要があります

上記のような理由から、公式アプリだけでは十分でない場合や、より柔軟な計測を行いたい場合は次項の方法を検討してください。

公式アプリがない広告媒体の計測方法

Shopify公式アプリが存在しない広告媒体については、Shopifyカスタムピクセル+Googleタグマネージャー (GTM) を活用して計測を行います。具体的には、Shopifyの「カスタムピクセル」機能を使ってGTMを埋め込み、その中で各媒体のタグを設置する方法です。公式アプリ未対応の代表例は以下の通りです。

※直接カスタムピクセルに媒体専用の計測タグを埋め込む方法もありますが、カスタムピクセルはGoogleタグマネージャー(GTM)に対応しています。そのため、本記事では 「Shopifyカスタムピクセル+GTM」を活用する方法を推奨 としてご紹介しています。

  • LINE広告: 公式連携アプリはありませんが、カスタムピクセルを通じてタグを埋め込むことでコンバージョン計測が可能です(必要に応じてLINEのコンバージョンAPI連携も検討)。

  • Microsoft広告(旧Bing広告): 公式アプリなし。GTM経由でMicrosoftのUETタグ(ユニバーサルイベントタグ)を設置すれば、コンバージョンを計測可能です。

  • RTB House: 公式アプリなし。GTM経由で提供されたタグを埋め込むことで計測できます(Microsoft広告同様、スクリプトタグを設置する形式)。

注意: カスタムピクセルでも計測できないケース

以下の広告計測タグは、Shopifyカスタムピクセル+GTMを使用しても動作しないことが知られています。

  • Yahoo!広告: Shopifyのカスタムピクセル(Web Pixel)はiframe上で動作する仕組みのため、Yahoo!広告のコンバージョンタグを通常どおり埋め込んでも注文IDや金額などのデータを取得できず、コンバージョンが計測されません。そのためオフラインコンバージョンAPIを利用したサーバーサイド連携が必須となります。

  • Adobe Analytics: ShopifyストアにAdobe Analyticsの計測タグを直接埋め込むことは、Checkout Extensibility環境では技術的に困難です。カスタムピクセル上で必要なスクリプトの実行に制限があるため動作しないケースが報告されています。そのため、API連携やShopifyとAdobe Analyticsを橋渡しする専用アプリの導入が必要になります。

このように、Yahoo!広告やAdobe AnalyticsをShopifyで正確に計測するには、自社によるAPI経由のカスタム連携開発か、API対応済みのアプリ(例:Yahoo!広告対応の計測アプリ)を導入する必要があります。後述するApp Unity Trackingなどのソリューションを活用すれば、この課題を解決できます。

なぜShopifyにはカスタムピクセルが必要なのか?

従来、Shopify Plusではcheckout.liquidテンプレートにコードを追加したり、通常プランでも「追加スクリプト」欄に各種タグを埋め込むことで、購入完了ページ(サンクスページ)でのコンバージョン計測が可能でした。しかしShopifyは2025年8月以降(Plus以外は2026年8月以降)にCheckout Extensibilityへ完全移行予定です。

  • 旧方式の廃止: このアップデートにより、checkout.liquidや「注文状況ページの追加スクリプト」欄が廃止され、チェックアウト完了ページに直接スクリプトを埋め込む従来方法は使えなくなります。

  • タグ計測への影響: 今までサンクスページで動作していた広告タグや解析タグは、この移行後はそのままでは動作しなくなるため、別の方法で計測を実装し直す必要があります。

  • 新しい計測方法: 今後はShopifyが提供するWeb Pixel(カスタムピクセル)上でタグを動作させる仕様になります。カスタムピクセルはShopifyが用意したサンドボックス環境上で実行されるため、直接ページに埋め込むのではなく、ShopifyのPixel Manager経由でトラッキングを行います。

以上の理由から、GTMをカスタムピクセルとして設置し、その中で各種タグを発火させる方法が必須となってきます。Checkout Extensibility移行についての詳細は、以下の記事も参考にしてください。

App Unity Trackingを活用した効率的な計測ソリューション

当社が提供する「App Unity Tracking - 広告・GA4計測連携」アプリを活用すれば、複雑なタグ実装作業をほぼノーコードでまとめて解決できます。App Unity Trackingでは、例えば次のような機能によりShopifyでの広告計測を効率化します。

  • 主要サービスのタグ自動設定: Google広告、Meta広告、Yahoo!広告、LINE広告、Microsoft広告など複数プラットフォームのコンバージョンタグを一括自動設置。Google Analytics 4 (GA4) トラッキングもまとめて対応。

  • GTM設定の簡略化: Googleタグマネージャー(GTM)のコンテナをShopifyに組み込み、必要なタグ・トリガー・変数をテンプレートに基づき自動設定します。手作業で数十個のタグを追加する手間を削減可能です。

  • データレイヤーの自動生成: 購入や商品データを含むdataLayer(データレイヤー)をコーディング不要で自動生成。これにより、EC計測に必要なデータがGTMに正確に渡されます。

  • Yahoo!広告の計測対応: 従来は困難だったYahoo!広告のコンバージョン計測(検索広告・ディスプレイ広告)にも対応しています。オフラインコンバージョンAPIを活用し、Checkout Extensibility移行後もYahoo!広告の成果計測を可能にします。

上記のようにApp Unity Trackingを使えば、Shopify上で複数の広告媒体のCV計測を一元管理でき、タグ実装ミスや計測漏れのリスクも低減できます。特にYahoo!広告の計測については、新仕様下でも動作するソリューションとなっています。

👉 詳しくはこちら: [App Unity Tracking (Shopifyアプリストア)] および弊社サービスサイトにて、機能の詳細やインストール方法をご確認いただけます。

Shopifyでの広告計測は年々アップデートされています。最新の仕様変更やツールを活用し、正確なデータに基づいた広告運用で新規顧客獲得につなげていきましょう。

App Unity Tracking 広告・GA4計測連携

App Unity Trackingは、Shopifyストア運営におけるデータ計測の複雑さを解消するためのアプリです。ShopifyストアのGA4・広告データを簡単収集。GTMを活用した計測が約10〜20分で設定可能。GA4や各種広告のデータ収集をサポートし、 商品閲覧・カート追加・購入といった重要なユーザー行動データを正確に捉え、広告最適化に活用できるようにします。

執筆者紹介

北林 択哉

株式会社フィードフォースに中途入社後、フィード広告運用や商品データフィード構築の提案営業を担当。その後、Shopifyアプリの販売に従事し、EC領域での知見を深める。現在はグループ会社である株式会社リワイアに出向し、大手企業を中心に、Shopifyと外部システムをつなぐシングルサインオン(SSO)の提案・実装支援や、広告・計測タグに関する技術的な課題解決を行っている。

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